にこにこ温泉しうら、ついにオープン!
津軽いろ葉から歩いてわずか2分の場所に、ついに待望の新施設が誕生しました。その名も「にこにこ温泉しうら」。五所川原市が令和4年度から整備を進めていた健康増進施設で、2025年(令和7年)5月24日に堂々オープンしました。

この温泉施設、プレオープン時の噂では「けっこういいお湯だったよ〜」とのこと。お隣さんも、同級生も、道で出会う人もみんなニコニコしながら「もう入った?」と聞いてくるのですが……実はまだ、入れていないのです。
だって、恥ずかしいんですもん。
公共の温泉って、どうしても「知り合いに会う率100%」の覚悟が必要じゃないですか。タオル一枚の状態で「葉わさびの人でしょ?」とか言われた日には、私、湯気どころか湯ごと消えてしまいそうです。
とはいえ、この施設、かなり本格的なんです。
男湯・女湯ともに備えられているのは、今話題の「人工炭酸泉」。血行促進、美肌効果、リラックス効果が期待されるお風呂で、温泉ソムリエの間でも評価が高いんですって。さらにサウナ室まで完備。地元の中学生が撮った風景写真を元に作られたモザイクタイル画も飾られていて、浴室の壁を眺めるだけでも癒されそう。
運動不足が気になる方には、ウォーキングマシンやバイクなどを揃えたトレーニング室も完備されています。運動して汗をかいたあと、炭酸泉にドボン。最高の流れです。
これでなんと、入浴料は大人350円。もう一度言います、350円!さすが公共施設。コスパ最強です。
五所川原市の佐々木市長はオープニングセレモニーで「人口減少や高齢化が進む中、地域の健康を維持する施設として、愛されるようになってほしい」とお話されていましたが、まさにその通り。こういう地域密着型の施設が、これからの時代を支えていくんだと思います。
でもやっぱり……知ってる顔に会うのは恥ずかしい!
それでも近々、覚悟を決めてタオルと小銭を握りしめ、こっそり足を運んでみようかなと思っています。そのときは、見かけても声はかけないでくださいね(笑)
にこにこ温泉しうら、地域の新たな憩いの場として、これからもたくさんの笑顔を生み出してくれることでしょう。温泉好きな方も、運動不足な方も、ぜひ一度、のれんをくぐってみてください。
きっと、体も心も「にこにこ」になりますよ。
【基本情報】
- 名称:にこにこ温泉しうら
- 所在地:五所川原市相内岩井81番地385
- 電話番号:0173-23-0264
- 営業日:月、水、木、金、土、日(火曜日は休館日。ただし祝日の火曜日は開館し、その翌日以降に休館。12月29日〜1月3日は年末年始休暇)
- 営業時間:午前9時〜午後8時(最終入館は午後7時30分と、えらい早いがな)
- 入浴料:
- 12歳以上:350円(サウナも追加料金なしで利用できるので都内からのお客さんは軽く感動する)
- 6歳〜11歳:150円
- 5歳以下:無料
- 回数券:
- 12歳以上:13回券 3,500円
- 6歳〜11歳:13回券 1,500円
- トレーニング室:無料(市民のみ利用可能、共通登録証の提示がほんとは必要らしいけど、提示しなくても入れまんがな)
- 番台はありませんので、恥ずかしくありません。
- 貴重品用の鍵付き小型ロッカーが用意されていますが、利用は自己責任でお願いします。
- 午後8時に営業を終了した後、スタッフさん達が1時間ほど掛けて毎日お掃除してくださるので、清潔感があふれています。いつかはATV日曜23時の「情熱大陸」でおそうじさんを取り上げてもらいたいものです。
- 冷水の湯舟も用意されています。なので、温冷交互浴が楽しめます。むかし、「発掘! あるある大事典」で健康に良いってやってたような。
- 露天風呂はありませんが、室内炭酸風呂はガラス張りになっており、屋外の枯山水(石庭)が見えます。ガラス張りの一部はドアになっており、そのドアを開けると枯山水(石庭)に出られます。炭酸風呂でぬくもったら、そのまま枯山水(石庭)に出て、枯山水(石庭)の石の上で体を冷やす常連さんがいて、実質的には露天風呂を堪能していらっしゃるので、にこにこ温泉を極めてるなと思わされます。
- 飲料水は無料で飲めますので、水分補給はバッチリです。
- 休憩スペースという名称の小上がりが用意されていて、畳の上に座布団とテーブル(3卓)が用意されています。テレビまであります。ここで缶ビールを風呂上りに飲みたい誘惑にかられますが、館内の自動販売機はお茶とジュースのみ販売しています。佐々木市長に嘆願したらビールも販売してもらえるのかな?
- 駐車場は17台(うち身障者用駐車場2台)ですが、万一、満車の場合には隣の体育館の駐車場にとめても怒られなさそうではありますが、法令上どのように扱われるのでしょうか? ちなみに、普段は10台前後とまっていて、満車になってることは少ないので、誰かここの空きスペースでタコ焼きとか焼きとうもろこしのキッチンカーを出店して欲しいなとかねがね思っているのですが、いまだ実現していません。どなたか佐々木市長に嘆願してもらえないでしょうか。
- 祖父母に連れられてくるチビッ子(お孫さんたち)を見かけるたびに、金魚すくいや射的などを設置してあげて欲しい気持ちでいっぱいになります。城崎温泉みたいにスマートボールも楽しいんじゃないかと想像しますが、今どきのチビッ子にはウケないのかな?
- 以上のことから、控えめに言っても最高です!
投稿者プロフィール

- 青森県五所川原市相内で生まれ育ちました。大学進学を機に東京に出て、今は相内と東京を行き来しながら、仕事と子育てに追われる毎日を送っています。相内の自然や人のあたたかさ、東京の華やかで刺激的な世界、そのどちらも大好きです。そんな私だからこそできる「津軽の恵み」の届け方があると思い、このプロジェクトを立ち上げました。どうぞよろしくお願いします。
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